2012年4月25日水曜日

Q.

最近は、怒濤の学校生活が終わって、少しいろいろなことを考える時間ができました。最近の私の毎日と頭の中をちょこっと。 

日本を含め東〜東南アジアのファッション情勢に想いを馳せる。最近、1番考えている事です。 ドメスティックブランドが育ち、競争力をつけていくには、経済事情だけでなく政治、宗教、文化、価値観、とてもいろいろな要素がある中で、自国である日本について、近隣諸国の同行に関しては最も気になる部分であるわけで。 

渡英前は日本に戻る気はなく、漠然とヨーロッパ、アメリカ、どこでもいいので仕事につないでいきたいと思っていました。でも、就労ビザの問題、ヨーロッパの価値観のうえでのファッション小僧の問題、耳にはしていたことではあったものの、いろいろな話を聞いて、いろいろな事象を目にして、現実の厳しさ、難しさを痛感することが多かったのです。
もちろん、今でも可能ならヨーロッパで自分自身で経験を積めたらという気持ちは変わりません。でも直近でも、遠い未来でも、自分が考えるべき選択肢かなと思うのです。 

まだBA入る前だから、というように楽観的に考えられる人間ではないし、4年間という期間の短さを大学生活を1度終えたからこそ、よくよくわかっているので、もう来年、20代も後半となることもあり、後悔、無駄のないように動いていきたいと思うのです。

 私にとって、外国で仕事をするということは、やはり日本との関係性と世界に対する目線が気になるところで。ただ単に、経済的な理由だけでなく、日本人として、そして海外教育を受けた人間として、私にはどんな価値があり、どういう役割が将来的に担えるのだろうか。そしてその国で生活をする、ということに関しての自分との相性。どんなおもしろいことができるんだろう。
もちろん、日本で働く場合も、同様に様々なことを考えて行動しなくてはならないでしょう。 

日本帰省中、夏にタイへ行くことにしました。たくさんの理由があるのですが、1番は気になるブランドがいくつかあるうえに、少しでも知り合いのいそうなところということで。思い切ってインターンでもしながら1ヶ月、と思っていてインターンのお願いをしてみたのですが、返事待ちという現状。まぁ、それが無理でも現状を見て、そして自分自身のフィーリングと合うかどうか、見にいきたいと思っています。本当はできるだけ長く行きたいのですが、イギリスのビザ申請の問題もあるので、仕方ないですね。

 もし、知り合いがいる方、おもしろそうな情報のある方、このブログを見たらぜひ連絡をください。笑

 切り口としてタイを選んでみたけれど、まだまだ未知な部分ばかりですし、まだまだヨーロッパに関しても無知な私ですし、知る、感じるところから始めてみたいなぁと思います。
やっぱり、ファッションという括りでの知識の不足は深刻な自分の問題です。ただ、その分、政治、経済、宗教、文化的側面の情報を集められる環境にあるのも自分の特性だと思うので、いろいろな可能性を求めて。ゆるくですが、動き出してみたいと思います。 

ぜひ、いろんな人と話をしてみたいですね。夏に日本でたくさんの方とお会いしたいですし、帰省前にも、イギリスでもいままで忙しかった分、見に行けなかった部分に触れにいきたいと思います。 

世界、という枠組みになるとフットワーク重くなりがちですが、大きな枠組みだからこそ、行動に移さないと自分自身のリアルにできない。留学もそう、ファッションに進むのもそう、何をするにもそう。今いる段階や進んでいる道から、頭で考えていることや心で欲していることを現実に引きずり出すには、動いてみるしかないんだろうと思います。私のような気の小さい、現実に考えられることでないと不安で仕方ない臆病なタイプには尚更そうなのです。笑 

そして大前提としての自分自身のクリエーション。卒制ですが、正直、全く気に入っていないのです。笑 なので、作りなおしてシュートしなおすことに決めました。自分自身の現段階を示すものとして納得できるものになってからwebにも掲載したいと思います。 

明日も卒制のお手伝いです。もちろん大変だけど、毎日ミシンやアイロンに触って、3〜4年間の学校生活を終えようとしている人たちの作業風景をみて、そこで飛び交う話を聞いたり、知り合うことのなかったような人と会えたりするのは楽しいです。

 ロンドンは最近寒いですが、早く暖かくなるといいなぁ。そろそろジャケットが着たいです。

1 件のコメント:

  1. すみません、セントマーチンの留学を考えているものです。
    知りたいことがあるのですか質問しても良いでしょうか?

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